RAIN
Commentary
追憶の溜息
July 31, 2017
詩というのは人生の苦さや恋の切なさ等、情動が大きく振れたイメージを思い描いた時に書きたくなる様です。特に、学生というモラトリアムな時。若さゆえの感情の強さ、そして無知による失敗は皆さんも経験が有るのではないでしょうか?そのような記憶は、鋭く胸を突いたり、甘酸っぱかったり。
「あんなことあったよな~」
この詩を読んで思い出していただけたら幸いです。
天蓋宮
July 23, 2017
これについてはいつ見た夢なのかわかりません。心の中に残っていた記憶かもと思う時がありますね。見渡す限りの平原、熱くもなく寒くもなくただ時々吹く風が気持ちよくて。森も雲も無く見渡す限りの草原と青い空の境界線。もちろん海や川もありませんでした。
ただあるのは穏やかな平穏と心を満たす喜び。いまだになってもその記憶は強烈に残り続けています。ただ・・・その時の私は女の子だったような気がします。いや、性別は決まっていなかったような気も・・・。
イマージュ
July 19, 2017
夢で見た景色を覚えていて、起きた瞬間に詩にしました。手元に筆記用具がなくて必死になったのを覚えています。この時から枕元にメモ帳を置くようになり、いまではiPhoneのメモを使用しています。
雨音
July 19, 2017
子供のころ朝まどろみの中、外から聞こえてくる雨音で二度寝(笑)。そんな事を思い出して書いた詩です。
Promise
July 18, 2017
この詩は私が小学校の頃に実際に体験した事から来ています。愛する者を失うという体験は、子供でも辛いもの。幼馴染である彼女を思い出し、リスペクトしながら書きました。
予感
March 12, 2018
中東での終わらない戦争がこの詩を書いていた時には起きていました。そしてヨーロッパでは文化の対立による事件、グローバル経済に搾取される人々、環境問題、テロリズム等数え上げたらきりがありません。インターネットやソーシャルメディア等には、正体の見えない不安から終末論に走る人々や書き込みが数多く散見されていました。今では北朝鮮問題、中東問題の複雑化などさらに多くのリスクが追加されましたが、何とも言えない不安に世界や社会がざわついていたように思います。「皆言葉にできないだけで何かの予感に苛まれているのではないか?」ということを感じながらこの詩を書いました。その「ざわつき」はアメリカやヨーロッパでの分断、戦争の複雑化により小さくなるどころか肥大化しています。気味の悪い時代ではありますが、がんばって生きていきたいですね。
短編:恋
July 02, 2018
高校時代という多感で、生き方によっては退屈に感じるモラトリアム。そんな時間に刺激と幸福をもたらしてくれるのは恋愛ではないでしょうか?数日前まで授業中に机に突っ伏して寝ていたら、教師に教科書で叩かれて笑いのネタを提供したり、ペン回しをしながら黒板ではなくただ外をボーっと見ていたり。でも、大切な人ができるとどこか心が浮ついて、教師への回答に冗談を含ませてみたり、彼女の進路に合わせて勉強をがんばってみたり。
どこか私の書く詞の内容は恋愛脳じゃね?と思われそうなんですが、自分の思い出、イメージや想像によって輝き始めてドキドキしてしまう。あれ、恋愛脳じゃね?